iPhone 3G 購入顛末記

2007年1月、Macworldの速報を見たときから1年半。ずっと携帯電話を所持してこなかった僕が、初めて心惹かれたそのときから1年半。2008.7.11。僕は1年半前、周囲の人たちに宣言した通り、「iPhone 3G」を買いました。

一番の誤算は、「予約」なんてものが頭になかったことです。7月11日は平日ですから、学生の僕には講義があります。講義は10時半から12時と、14時45分から。正午の一斉発売まで並べばとも思いますが、親に授業料を払っていただいている身としては、講義をサボって並ぶのは難しい。7月も9日になってようやく、予約できないか問い合わせたりしました。流石にできませんでした。泣きそうになりながら、10日にソフトバンクショップツアーを敢行。2店ほどにお話を聞いて、予約分で一杯と言われて、ヨドバシ札幌を偵察に行きました。そうすると貼り紙があって、午前8時半から整理券を配布、正午から販売、ということを知ります。これなら。

10日夜11時過ぎ。ヨドバシ札幌前に到着。すでに11人並んでおり、僕は12番目。僕の事前予測では、これまでのiPhone生産台数が70万台で、内10万台が国内に。Softbankの3Gサービスエリア内人口がおよそ8000万と仮定して、札幌の人口およそ200万人に割り当てられるのは2500台。各Softbankショップに割り当てられるのをあわせておよそ1500台とすると、残り1000台のうち100台程度はヨドバシに来る。と考えていたため、たぶん余裕で圏内。

10日のうちに並び始めたのは総勢15人ほどでしょうか。僕は前の2人、後ろの1人と交流を深めました。大学院で研究しながら働いている人(13日から大阪に出張)。派遣社員としてコールセンター(実は11日からとても忙しくなる)に勤めている人。プログラマーとしてエンタープライズ向けシステムを構築している人(Windows 95のときから並ぶのが大好きなガジェッター)。僕が一番の若輩者でしたが、皆さんとてもよくしてくださって、楽しい時間を過ごしました。普段はできないテクノロジーの話で盛り上がったり、iPhoneやApple、Softbankのビジネスについて語り合ったり、信じられないような時間でした。僕がこれまで出会ってきた人たちとは毛色の違う、たかがケータイに徹夜で並ぶ、普通から外れた残り1%の人たち。

そんな素敵な体験をしながら、時々は段ボール箱をコンビニでもらってサインペンで「iPhone」の看板を作ったり、ビックカメラを偵察に行ったりしているうちに、空が白み始めました。夜は起きているには長すぎて退屈に思うことが多いかと予想していましたが、持って行った本を開くことはとうとうありませんでした。そしてワンセグでめざましテレビなどのiPhone報道を見たりしていると、ヨドバシとソフトバンクの人たちが現れて、整理券の予備券を配るなどしていました。そして8時半にはこれと言った混乱もなく、「iPhone 3G 16GB Black」の整理券を入手しました。13時から契約です。

いったん帰宅して、椅子に座った瞬間に数分眠りに落ち、今度は学校へ。まんじりともせず12時にヨドバシへ。適当に時間を潰しながら13時を待ち、契約へ。ソフトバンクのお姉さんはまだ慣れていないらしくちょっと手間取りながら作業をしてくれました。その間約1時間ほど。巷で言われているようなダブルホワイト強制などは一切ありません。そしてまた学校へ戻り、18時過ぎにようやく帰宅。ご飯食べたりなんだりして、その日の遅くにようやくiTunesと同期して、僕のiPhoneが出来上がりました。

以上、僕のiPhone購入顛末でした。1週間経ってようやく書き終えた。

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